2024/01/23

相模鉄道8000系(8710F)

相模鉄道8000系電車は、1991年に登場した車両で、当時としては斬新なスタイルや最新技術を取り入れた画期的な電車でした。初期型については整理され、2023年3月現在では60両(10両編成6本)まで減勢しています。
8709Fは塗装のYNB化を伴う、リニューアルが実施されました。その後のYNB化は他編成には波及せず、8708F・8710Fが前照灯周りの改修を行って営業運転に復帰しています。10000系のYNB化は再開されましたので8000系の動向も注目されるところです。
更新後の制御装置はVFI-HR2820T、主電動機は出力150kWのHSV-03、補助電源装置はIGBT-SIVのSVH260-RG4076Aです。台車はKH-132B/KH-135A、集電装置はシングルアーム式のPT7103C/F、冷房装置は50.000kcal/hの能力を持つHRB504-5を装備しています。
写真の8710Fは、1996年3月に日立製作所で完成したもので、8000系の7次車に相当します。2016年2月に8000系としては最初の機器更新工事を完了しております。2023年2月には前面形状が改造されました。行先表示のLEDの更新が主目的と推測されます。