2024/01/25

横浜高速鉄道Y500系(Y514F)

横浜高速鉄道Y500系は、2004年2月のみなとみらい線(横浜ー元町・中華街間)の開業に伴い48両(8両編成6本)を導入したものです。4M4Tの8両固定編成で、相互直通運転を行う東急東横線の5050系と共通の設計になっています。
車体は軽量ステンレス製で、みなとみらい線にちなんで「M」をシンボルマークとした青基調のデザインを施しています。車内の腰掛はバケットタイプのロングシートで色調は独自のもので、横浜の風物などを意匠に取り入れています。
主回路はIGBT-VVVFインバータで、補助電源装置はSIVを採用しています。台車はTS-1020A/TS-1019A、主電動機は出力190kWの誘導電動機を装備しています。集電装置はシングルアーム式のパンタグラフです。
写真のY514Fは2004年2月に東急車輌で完成したものです。横浜高速鉄道では、元町・中華街駅の延長線上の地下にトンネル構造で4編成分の車両留置場を整備する計画を進めています。現在は東急電鉄の元住吉検車区に車両を収容していますが、新たに留置スペースを確保することにしたようです。