私は通勤に、京浜東北・根岸線と東海道線を利用していますが、用事で他の路線を利用しますと、想像以上の混雑に驚くこともあります。例えば、夕方ラッシュ時の総武快速線の下り列車の混雑も相当なものだと思います。
そんな中で、料金を追加しても着席して帰宅したいというニーズは相当あると思います。JR東日本では、グリーン車の利用も相当伸びているでしょうし、帰宅時の利用を取り込む特急の設定も見られます。
といいましても、特急の設定で普通列車が減って、ますます混雑が激しくなるのは困ります。長時間・長距離の通勤に加えて、混雑が加われば疲労がより蓄積します。私個人の意見では、高速バスが着席ニーズをある程度吸収するのが理想的だと思っています。
写真の104Fは、1990年5月にアルナ工機で完成したものです。東武鉄道の100系は、小田急電鉄の50000形・60000形・70000形と並んで特急としての貫禄充分です。平素の混雑ではなく、休息や記念のための旅行などにふさわしい車両ではないでしょうか。
【撮影:佐野次郎 2011.12.4 せんげん台ー大袋間】