2018/12/09

東武鉄道50050系(51061F)

東武鉄道の電車のカラーには、京急の赤や阪急のマルーンのような統一したものはないようです。近年の新型車両ではむしろ路線にあわせたカラーを取り入れることでイメージを高める戦略と思われます。
2004年に東上線の50000系から投入が始まった本系列ですが、東武鉄道の通勤型電車としては初めてアルミ製の車体を採用し、シャイニーオレンジをアクセントのカラーとしています。
従来の東武鉄道の地下鉄乗入れ用の車両は、同時期に製造されていた標準型の車両と仕様がずいぶん異なっていましたが、地下鉄乗入れ用の50050系・50070系では50000系と仕様の共通化が進んでいます。
写真の51061Fは、2009年1月に日立製作所で完成したものです。50050系は、伊勢崎・日光線から東京メトロ半蔵門線・東急田園都市線に乗り入れる車両で、2005年度から2009年度にかけて180両(10両編成18本)が製造されました。
【撮影:佐野次郎 2018.4.29 せんげん台ー大袋間】

過去の記事から
東武鉄道50000系(51001F)
東武鉄道50000系(51008F)
東武鉄道50070系(51076F)
東武鉄道50090系(51096F)