東武鉄道6050系は、1964年に登場した2扉・クロスシートの6000系の車体を更新して、1985年から86年にかけて44両(2両編成22本)を製作したものです。さらに新製車16両(2両編成8本)が1988年にかけて製作されました。
首都圏では貴重な乗車券だけで利用できるクロスシートの電車ということになります。私も学生の頃、日光まで出かけるために浅草から利用しました。確か1991年のことでしたので、新しくてきれいな電車だなあなどと思いながら利用したのを覚えております。
写真の6159Fは、1986年3月にアルナ工機で完成したものです。6050系は、2017年4月のダイヤ改正で、快速・区間快速が廃止されたことにより浅草には乗り入れなくなりました。500系の特急「リバティ」に道を譲り、日光・鬼怒川線内での運転に従事しています。
【撮影:佐野次郎 2011.10.9 せんげん台ー大袋間】
過去の記事から
東武鉄道500系(505F)
野岩鉄道6050系(61103F)
東武鉄道6050系(6170F)