国鉄の終盤の時代ということになります。確かに経営の観点、特に効率性の面では問題が大きかったとは思いますし、駅のトイレに紙がなかったり、などということもありました。今では当たり前の自動改札機も、当時はあまりなかったように思います。
昨今のJRを含む首都圏の電車は、路線のネットワークが格段に充実して便利になり、サービス面も改善されました。経営のパフォーマンスも優れていると思います。反面、列車の遅れは頻繁です。そして利用客のマナーはどうなのでしょうか。
1984年当時、私は中学生。父に借りたオリンパスのPENというハーフサイズのカメラでときどき撮影に出かけていました。イエローの101系、88年~92年にかけて大学に通うのに中央緩行線を利用していましたが、まだ現役として活躍していました。
【撮影:佐野次郎 1984年頃 新宿駅】