2020/05/05

205系(ケヨ6編成)

JR東日本の通勤路線では最後の純然たる新線であります京葉線も本年で開業30周年となります。当初は快速主体のダイヤが組まれていましたが、沿線の開発が進んだ現在では各駅停車の比率が高まっています。
開業20年の頃は、南船橋など停車駅が増えてきたとはいえ、現在よりも快速の比率が高く、車両も201系・205系・209系500番代・E331系とバラエティに富んでおりました。あっという間にE233系に置換えられたのですが。
私も京葉線には通勤で長いことお世話になりました。横浜から東京を経由して千葉まで毎日通うのは、どうしても時間がかかります。快速運転や乗換えの如何では短縮の余地も大いにあるはずですが、遠く離れた東京駅の京葉線ホームが立ちはだかります。
写真のケヨ6編成は、1989年12月に川崎重工で完成し、習志野電車区に新製配置されたものです。1990年3月に京葉電車区の所属になりました。京葉線での運行から退いたのちの2013年4月に4両が600番代に改造されて小山車両センターに転属し、宇都宮線小金井ー黒磯間・日光線用になりました。
【撮影:佐野次郎 2010.4.11 蘇我駅】

過去の記事から
京葉線201系〈ケヨK3+K53編成〉
京葉線205系(ケヨ26編成)
京葉線209系500番台(ケヨ31編成)
京葉線E331系〈ケヨAK1編成〉