2024/08/14

E235系(トウ19編成)

E235系はJR東日本がE233系の次の世代の通勤型車両として導入したものです。まずE231系500番代の代替として山手線に投入されました。まず2015年3月に量産先行車のトウ01編成が完成し、営業運転での使用結果を踏まえて2017年4月から2019年12月にかけて量産車49編成が製造されました。
ホームドアに合わせて、側面のラインカラーは乗降口に沿って縦にラッピングされています。偶然ですが横浜市営地下鉄1000形が同じように乗降口をブルーにしていました。50年前の車両と現代の最新車両の意匠が似ているのが、偶然とはいえ面白いです。
制御装置はSiC-VVVFインバータ制御のSC104/SC105、主電動機は出力140kWの全閉式外扇型MT79、補助電源装置は待機二重系IGBT-SIVのSC106/107です。台車はボルスタレス台車DT80/TR264系/TR255、集電装置はPS33G、冷房装置はAU737系、列車情報管理装置INTEROSを装備しています。
写真のトウ19編成は2018年5月に総合車両製作所新津事業所で完成したものです。10号車のサハE235-4627はE231系500番代から転用したもので、2018年6月に東京総合車両センターで転用改造を完了しています。2018年6月に営業運転を開始しました。