2024/08/16

東急電鉄5050系(5154F)

東急東横線では省エネルギー化やバリアフリー化を推進するべく、2004年度から営業運転を開始した5050系が主力となっています。東京メトロ副都心線にも直通し、最近では東横線内でもワンマン運転を行っております。
車体は軽量ステンレス製で、5000系より車体幅を20mm拡幅しています。室内は壁面が淡いブルー、連結面がベージュ系の配色となっています。腰掛は座面がピンク色、背もたれが紫系統のパターン模様です。また側扉上にはTIPと呼ばれる車内情報案内装置を備えております。
制御装置はIGBT-VVVFインバータ制御のVFI-HR2820D/L、主電動機は出力190kWのTKM-99、補助電源装置はIGBT-SIVのINV146-D2です。台車はTS-1019/TS-1020A、集電装置はPT-7108D、冷房装置はCU708B/HRB504-2Aを装備しています。
写真の5154Fは2005年3月に東急車輌で完成したものです。車内の内装は赤系統ですが、2014年に座席のモケットが交換されています。5154Fは2004年度の製造ですので、後年度に製造された編成とは窓周りの仕上げが艶消しだったり、スカートの形状に差異があります。