2024/10/26

E217系(クラY-35編成)

横須賀線・総武快速線で使用されているE217系のE235系1000番代への置換えも終盤に入りつつあるようです。既に基本編成が7本のみというところまで減勢しています。E217系で4扉になったことで総武快速線での激しい混雑にもうまく対応できるようになったと思います。
車体は軽量ステンレス製で、座席はロングシートを基本とし、一部にセミクロスシートを採用して遠距離輸送と観光輸送を考慮しました。E235系1000番代ではセミクロスシートがなくなっています。
E217系の制御装置はIGBT-VVVFインバータ制御のSC88、主電動機は出力95kWのMT73、補助電源装置はIGBT-SIVのSC89です。台車はDT61B形/TR246系、集電装置はPS28A、冷房装置は普通車がAU720A・グリーン車がAU721を装備しています。
写真のクラY-35編成は1998年8月に新津車両製作所(グリーン車のみ東急車両)で完成したものです。2009年8月に東京総合車両センターで機器更新工事を完了しました。2017年9月にホームドア対応工事を完了しています。