2012/11/11

野岩鉄道6050系(61103F)

6050系電車は、浅草ー東武日光・会津田島方面に運転されている区間快速(浅草ー東武動物公園間を快速運転、以北は各駅に停車)を中心に使用している電車です。
6050系には直通区間である野岩鉄道・会津鉄道に在籍する電車も在籍しております。これら野岩鉄道6両(2両編成3本)、会津鉄道2両の6050系電車は春日部支所に所属して東武車と完全に共通運用を行っています。
これらの電車はいったん東武鉄道の電車として竣工してから、両社に譲渡されました。これは個別に車両を取得すると認可のための手続きが煩雑となるからだそうです。一括取得によって事務の合理化を図ったということですね。
写真の61103Fは1988年3月に富士重工で完成したものです。6000系からの改造ではなく、完全な新製車両なので、台車は住友製SUミンデン型FS529・029を装備しております。

東武鉄道50050系(51064F)

2003年3月に半蔵門線が押上まで延長開業したことにより、東武伊勢崎・日光線、半蔵門線、東急田園都市線との三社直通運転が開始されましたが、当初は東武側からの直通列車が少ない状況でした。
2006年3月に大規模なダイヤ改正が行われ、現状と同じように、日中は半蔵門線に直通する急行電車が10分間隔で運転されるようになりました。そして早くも2代目の直通用車両となる50050系がデビューしました。
50050系は、東上線に既に投入されていた50000系をベースにして、半蔵門線・東急田園都市線直通用に設計されました。見ての通り、近代的で美しい電車ですが、座席のクッションが固いのが玉にキズです。
写真の51064Fは、2009年3月に日立製作所で完成したものです。2009年度の増備車から、扉間の側窓が開閉可能となり、出入口周辺の仕様変更が行われております。

2012/11/10

東武鉄道30000系(31614F)

東武鉄道の30000系電車は、10000系に続く主力通勤形車両として、1996年から2004年にかけて150両(6両編成・4両編成各15本)が製作されました。半蔵門線・東急田園都市線への直通を考慮して設計され、2003年3月の半蔵門線の延伸に伴い、直通運転を開始しました。
車体は、9000系・10000系・20000系に続いて軽量ステンレス製となりました。側面の印象はビードを少なくした10030系に似ておりますが、前面のデザインや大きく張り出したスカートやクーラーキセの形状によって独特の印象があります。
主回路は日立製作所製IGBT方式のVVVFインバータ制御を採用しております。また東武鉄道の電車では初めて、現在主流のワンハンドルマスコンを採用しました。集電装置は製造当初からシングルアーム式を装備しています。
写真の31614Fは、2002年11月に東急車輌で完成したものです。早くも2006年5月には後継となる50050系の51054Fに半蔵門線・田園都市線直通用機器を供出し、直通運転から退きました。同年12月から伊勢崎線の浅草口に転じて、区間準急や普通に使用されています。

2012/11/09

東武鉄道20070系(21872F)

東武鉄道の20070系電車は、1997年に日比谷線直通列車の増発を目的として導入された電車です。1992年から製造されていた、ラッシュ時対策を目的として両端2両を5扉車にしていた20050系を、再び20000系と同様の全車3扉に戻したような電車です。
当然車体長さは日比谷線に乗入れるため、18mとなっております。車内にLEDスクロール式車内案内表示器を新製当初から装備しました。また側面のガラスが複層ガラスになっています。
主回路は、東洋電機製のGTO方式VVVFインバータ制御を採用しております。補助電源装置は東芝製IGBT方式SIVを採用しました。また20070系では集電装置に新製当初からシングルアーム式パンタグラフを採用しております。
写真の21872Fは1997年1月に東急車輌で完成したものです。20070系は24両(8両編成3本)が在籍しています。

2012/11/07

東武鉄道10030系(11435F)

東京スカイツリーの集客効果によって、東武鉄道の決算が好調だそうです。東武伊勢崎線も、東京スカイツリーラインと改称しましたが、正直云うと伊勢崎線といったほうがしっくりときます。
伊勢崎線の主力は、20m車10両編成で輸送力が大きく都心に直通できる半蔵門線直通の急行にシフトした感じです。また古くからある日比谷線直通と1路線で2路線の地下鉄線に乗り入れているのは圧巻ですね。
伝統の浅草口の主役は「スペーシア」を中心とした特急に、6050系を使用する快速急行、30000系や10030系を使用する区間準急が脇を固め、北千住発着の各駅停車が加わる感じですね。
写真の11435Fは1989年3月にアルナ工機で完成したものです。伊勢崎線・日光線を走る10030系の4両編成は10本が在籍しております。

2012/11/04

東武博物館8000系(8111F)

最後の「東武顔」の電車として注目を集めていた8000系の8111Fは、2011年6月30日限りで東上線での営業運転を終了しました。
意外なことに8111Fは廃車にならず、2012年3月22日に東武鉄道共助会(東武博物館)へ売却され、春日部支所に転属となりました。
東武博物館の私有車となり、動態保存されたというわけです。動態保存に際して、登場時の塗装に復元された他、床材や乗降扉の塗装も登場時と同じ色に復元されています。
8111Fは1963年11月に日本車輌で製作されたものです。新製当初は4連でしたが、1972年に富士重工で中間車2両を増備して6連になっています。また1977年7月には冷房化改造を施行しております。

京浜急行電鉄800形(816編成)

京浜急行では、10月21日にダイヤ改正を実施し、日中は羽田空港ー新逗子間の「エアポート急行」を1時間に6本運転するようになりました。
ということは、今までに見られた新逗子発着の普通列車はほとんど見られなくなるということになります。逗子線を走る800形を見る機会もずいぶんと減少することになりますね。
1999年まで運転されていた京急川崎ー新逗子間の「急行」には、800形の6連もずいぶんと使用されていましたが、現在は空港線には800形は入りませんので800形のエアポート急行はないということになります。
写真の816編成は1980年3月に川崎重工で完成したものです。当初は3連でしたが、1982年3月に川崎重工で完成した中間車3両を増結して6連になっています。写真は新逗子行きの普通列車として走る姿を撮影したものです。