2003年3月に半蔵門線が押上まで延長開業したことにより、東武伊勢崎・日光線、半蔵門線、東急田園都市線との三社直通運転が開始されましたが、当初は東武側からの直通列車が少ない状況でした。
2006年3月に大規模なダイヤ改正が行われ、現状と同じように、日中は半蔵門線に直通する急行電車が10分間隔で運転されるようになりました。そして早くも2代目の直通用車両となる50050系がデビューしました。
50050系は、東上線に既に投入されていた50000系をベースにして、半蔵門線・東急田園都市線直通用に設計されました。見ての通り、近代的で美しい電車ですが、座席のクッションが固いのが玉にキズです。
写真の51064Fは、2009年3月に日立製作所で完成したものです。2009年度の増備車から、扉間の側窓が開閉可能となり、出入口周辺の仕様変更が行われております。