2012/11/23

東武鉄道10030系(11661F)

1963年から83年にかけて、基本的には同じ外観で製造された8000系とは異なり、1983年に登場した10000系は、1988年にマイナーチェンジが行われて10030系に移行しました。
車体はステンレス製ですが、側面の凹凸の少ないタイプに変更となりました。また前面のデザインもすっきりとしたものに改められました。奥行きの深い座席はそのままですから、利用する分には東上線のなかでも、もっとも快適な電車ではないでしょうか?
主回路は界磁チョッパ制御のままですが、台車はボルスタレス式のSS010/SS009に変更になっております。また補助電源装置はMGからSIVに変更されました。
写真の11661Fは、1994年4月にアルナ工機で完成したものです。この編成も更新工事が施行されて変化があるかもしれませんね。