東武鉄道8000系電車は、1963年から83年にかけて712両が増備されました。近年は新形車両への置換えが進んでおりますが、それでも2011年度末の時点で408両が在籍しております。
伊勢崎線の浅草口からは、姿を消してしまいましたが、東上線では数を減らしながらも辛うじて健在です。急行や準急にも使用されています。
現在残っている8000系は、東武博物館所属の8111Fを除いて、更新修繕によって前面が10030系に似た形状に変更されています。
写真の8181Fは、1977年7月にアルナ工機で完成したものです。2000年に更新修繕を受けて、アコモの改善と前面形状の変更が行われました。