東上線用の50000系電車は、2005年に51002Fが製造されてからしばらく新製が途絶えておりましたが、8000系の代替を目的として2010年から4年ぶりに新製が再開されました。
側窓が2連ユニット化され、扉間については開閉可能となりました。そのため、従来の車両ではクーラーに隣接して設置されていた換気装置が廃止されました。
その他、腰掛の座り心地の改善やバリアフリーの仕様変更、防護無線や運転記録関連の機器増設などの仕様変更が行われました。
写真の51004Fは、2010年2月に日立製作所で完成したものです。50000系としては3次車に相当します。撮影時には、京急の羽田空港アクセス改善を目的としたダイヤ改正の広告を掲示して営業運転に就いておりました。