2016/12/09

京浜急行1000形(1169編成)

2002年に最初の車両が営業運転入りした新1000形ですが、既に15年増備が継続され、先代と同様、京急の電車といえば、たいてい1000形がやってくるという大勢力となっています。早いもので、車体がステンレス製となった6次車の登場からも10年となります。
先代1000形と比べますと、新1000形はデザイン・内装がずいぶんと進歩したような感じがします。省エネルギー化も進んでいることでしょう。反面、走りにおけるスピード感は先代の方が強く感じられました。
実際には、120km運転が可能な新1000形の方が速いのですが、乗車している時のスピード感は先代1000形の方が凄かったです。電車の性能を、ぎりぎりまで引き出して走っているように思えたのです。
写真の1169編成は、2014年6月に総合車輌製作所横浜事業所で完成したもので、新1000形の14次車に相当します。入れ替わりに2000形の2021編成が、2000形の8連では初めての廃車となりました。
【撮影:佐野次郎 2016.11.26 能見台ー金沢文庫間】