京浜急行といえば、「赤い電車」というイメージが定着しています。その代表選手ともいうべき先代1000形は、細かなバリエーションこそありましたが、一見して差異がわかるようなものではありませんでした。
新1000形は、数の上では先代1000形をすでに凌駕しておりますが、同一形式ながら様々な差異があって楽しいですね。1800番台は顔つきが変わって、正面がフラットな感じなので新鮮です。貫通扉の設置による変化ですね。
600形・2100形・新1000形によって、「ニュー赤い電車」のスタイルが確立されたかと思いましたが、新1000形の車体がアルミ製からステンレス製に移行したことにより、ちょっとわからなくなってきました。
写真の1809編成は、2016年10月に総合車輌製作所横浜事業所で完成したもので、新1000形の16次車に相当します。側面を赤と幅広の白で表現するのは、マイナーチェンジした6両編成の1600番台にも採用されていますね。