東京都電荒川線の最新型車両である8900形は、前回の8800形に続いて車体塗装にカラーバリエーションを取り入れており、オレンジ・ブルー・ローズレッド・イエローの4種類の配色を設定しております。
現在の荒川線は、8800形・8900形のほか、7000形・7700形・8500形・9000形が在籍しておりますので、実に多様な車体塗装が見られるというわけですね。
恒久的な存続が決定してから、荒川線は7000形・7500形の更新車が主力という状況が長く続きましたが、7000形・7500形の更新によって大きくラインナップを代えております。末永く現役の交通機関として継続してほしいものです。
写真の8903号は2015年12月にアルナ車両で完成したものです。8900形の角ばったスタイルは、車両の性格はかなり異なりますが、かつての8000形を連想させます。