2016/12/29

205系(ケヨ25編成)

東京ー蘇我間を結ぶ京葉線は、1990年3月に東京ー新木場間が開業したことにより、全線が開業しました。それまでは他線区から転用した103系を使用していましたが、全線開業時には205系120両(10両編成12本)が新製投入されました。
その後、京葉線の205系は、中央・総武緩行線や山手線からの転用車両が加わり、最盛期には190両(10両編成19本)が使用されていました。E233系5000番台にも継承されている赤14号の車体色は京葉線のオリジナルカラーとなっております。
205系はイニシャルコストの低減に重点を置いて設計された電車でしたが、車内は明るく座席の奥行きもあり、利用する分にはなかなか快適な電車でした。京葉線ではE233系5000番代の投入により2011年7月に運転を終了しました。
写真のケヨ25編成は、1985年2月に205系の量産先行車の第二編成として日立製作所で完成し、品川電車区に新製配置されました。2005年9月に京葉電車区に転属し、ケヨ25編成となりました。2011年3月に廃車されましたが、3連に短縮されて2012年1月に富士急行6000系として再デビューしました。

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