2018/02/12

京浜急行800形(827編成)

1978年から86年にかけて132両が製造された京浜急行800形電車も、既に半数以下にまで減少しております。2019年度末をめざして主要駅にホームドアが設置されるそうですので、さらに廃車が進んでいくものと思われます。
800形で最後に製造されたのは、1986年に製造された21両ですが、このグループは1500形の1次車より後の登場になります。そのため2000形、1500形の仕様を盛り込んでいます。といいましても外観から容易に識別できるような内容ではないといえましょう。
塗装も新製当初から現行と同じで、白は細帯であります。800形というのは京急では唯一他の形式と連結しての運転を行わない形式であります。また800形・2000形を最後に京急では前面非貫通の電車は作られないことでしょう。
写真の827編成は、1986年8月に川崎重工で完成したもので、800形のラストナンバーに相当します。2002年3月に更新修繕を終えています。車内の車号・製造所などを表記する銘板は2100形・2000形(3扉化以降)と同様ステッカー式となっています。
【撮影:佐野次郎 2018.2.12 屏風浦駅】

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