保存車両と言えば蒸気機関車や路面電車のイメージが私には強かったのですが、近代的な電車も保存の対象になっているわけですね。そのビルには812-6号の他、西武2000系の2098号、東急7700系の7702号の先頭部も一緒に置かれています。
通りから見えるように設置してあるので、街のいいアクセントになるでしょうね。何も知らずに見たら驚くことでありましょう。輸送や据え付けなどはさぞかし大変だったのでしょうね。
写真の812編成は、まず1979年11月に3両が川崎重工で完成し、1986年8月に中間車3両が東急車輌で完成して6両編成化されました。2000年5月に車体更新を行い、2015年12月に廃車となりました。
【撮影:佐野次郎 2012.7.15 京急田浦ー追浜間】