2019/06/15

相模鉄道新7000系(7755F)

相模鉄道新7000系は、1986年から89年にかけて60両が製造されたものです。7000系の前面デザイン等を変更したもので、さらに1988年に製造された車両からは主回路をVVVFインバータ制御として8000系・9000系の基礎となる車両に進化しました。
相模鉄道では、JR線直通用の12000系と東急線直通用の20000系を増備する計画を進めているので、1編成が残る7000系はもちろん新7000系も置換えの対象となることは確実です。
新7000系は2007年から2014年にかけてコーポレートカラーへの塗り替えの対象になり、新製当初はアルミの銀色だった車体にも塗装が施されました。2015年に発表された新塗色YOKOHAMA NAVY BLUEの対象からは外れています。
写真の7755Fは1989年4月に日立製作所で完成したもので、7000系の15次車に相当します。中間車では試験的にセミクロスシートを導入し、好評だったことから8000系・9000系で本採用となりました。
【撮影:佐野次郎 2019.6.12 西谷ー上星川間】