8800形・8900形といった新型車両が21世紀に入ってから新造され、7500形・7000形を更新しましたが、一般の利用客の目から見て1990年に登場した8500形と大差がないような気もします。
それだけ8500形の完成度が高いといえるのではないでしょうか。こんな電車がもっと多く路面電車に走っていたらいいなと思います。例えば京都市電では一部でも路線を残して、新しい電車を入れていれば魅力的な存在になったでしょう。
写真の8504号は、1993年4月にアルナ工機で完成したものです。8500形は5両が在籍しています。8500形は、行先表示のLED化、集電装置をシングルアーム式パンタへの換装、VVVF装置・主電動機の換装が行われています。
【撮影:佐野次郎 2013.12.31 王子駅前ー飛鳥山間】
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荒川線8500形〈8504号〉