2020/01/15

東京モノレール10000形(10011編成)

東京モノレールでは2013年度から1000形の後継車両として、10000形の導入を進めています。無塗装のアルミ製の車体を採用し、カラーリングも新しいものになったことから既存の1000形・2000形とは異なる印象の車両になっています。
編成と性能は既存の車両に揃えておりますが、車体については1両につき150kgの軽量化が図られました。また前照灯や表示器にLEDが採用されています。車内はロングシートとクロスシートの組み合わせですが、全面ガラスの仕切扉から新鮮な印象を受けます。
走行機器はVVVFインバータ制御を採用し、台車は東京モノレールでは初めてボルスタレス式を採用しています。列車情報管理装置によって運転制御と搭載機器の集中管理を行いますが、これも東京モノレールでは初めての装備です。
写真の10011編成は、2014年3月に日立製作所で完成したものです。この編成については輸送力増強用に投入されたもので、代替による廃車は発生しておりません。第二編成以降から1000形の代替が進んでおります。
【撮影:佐野次郎 2020.1.2 天王洲アイルー大井競馬場前間】

0 件のコメント:

コメントを投稿