2021/04/21

相模鉄道8000系(8704F)

相模鉄道8000系は1990年に1次車が製作され、1999年までに130両(10両編成13本)が揃いました。主に6000系の代替に充てられましたが、6000系・7000系が主力であった中では斬新な車両だと感じました。
8000系は7000系と同じく車体はアルミ合金製ですが、拡幅車体を採用して室内スペースを広くとっています。クロスシートの一部採用が目を引きますが、ロングシートも1人当たりの幅を450mm確保しているのは、当時としては先進的な仕様だと思います。
2004年に8707Fが事故廃車となりましたが、相鉄の車両の中では最多勢力を維持しており、撮影していてもよく見かける車両でした。20000系の増備により、8702.8703.8704Fの3編成が廃車となり、時の流れを感じます。
写真の8704Fは、1992年1月に日立製作所で完成したもので、8000系の3次車に相当します。2012年1月に写真の塗装に変更となりました。2021年1月に運用を離脱し、既に解体されています。