2021/04/18

相模鉄道8000系(8709F)

相模鉄道では、創業100周年を機に9000系を対象に塗装をYNB化することや内装のリニューアルを行い、大きなインパクトを与えましたが、9000系とほぼ同時期に製造された8000系についてもYNB化された編成が現れました。
車体については、9000系同様の相鉄オリジナルのネイビーブルー塗装に変更するともに、前照灯を車体上部に再配置しております。内装についても9000系同様に色調を変更していますが、ボックスシートへの本革使用を見送るなど仕様は少し簡素化しているようです。
7編成中6編成がリニューアルされた9000系とは異なり、8000系の初期型は廃車となる模様です。既に8702F.8703F.8704Fの3編成が営業運転を離脱して、廃車・解体となっています。今後も20000系の増備の進行により離脱する編成が出て来るものと思われます。
写真の8709Fは1995年4月に日立製作所で完成したもので、8000系の6次車に相当します。2017年3月にVVVFインバータとSIVの更新を行っています。2020年3月にかしわ台車両センターでリニューアルを完了しました。

過去の記事から
相模鉄道8000系〈8709F〉 オリジナル塗装
相模鉄道8000系(8702F)
相模鉄道8000系(8703F)