相模鉄道8000系は新塗装への塗り替えが行われていますが、今のところ当初の塗装のままの編成も走っています。
旧塗装はアルミ車体のシンボルである赤帯を白帯といっしょに貼って「一体感とスピード感」を表現しています。8000系の前面は傾斜したデザインですので、現在でもスタイルの斬新さは失われていないといえるでしょう。
また相模鉄道としては初めて、車内に次の駅などを案内する情報装置を設けた電車でもあります。この情報装置は乗客サービス、乗務員支援、保守支援という三つの機能を持つ車両情報制御装置を構成しているものです。
写真の8709Fは8000系としては6次車に相当し、1995年4月に日立製作所で完成したものです。