E259系は253系のイメージを受け継いでいますが、車体は軽量アルミ製となっており、運転台も高運転台構造を採用しています。主回路はVVVFインバーター制御となり、E233系一般型電車と同様に主要機器を二重系化して信頼性の向上を図っています。
車内は窓を大型化したり、天井を可能な限り高くして開放感のある空間としています。また客室天井には17インチの液晶ディスプレイを設置して各種の情報を表示するようになっています。
写真のクラNE001編成は2009年4月に東急車輛で完成し、鎌倉総合車両センターに新製配置されました。E259系は132両〈6両編成22本〉が揃う予定になっており、来る3月のダイヤ改正でも運用が拡大されます。