京浜急行600形は1995年3月に2次車として603編成~605編成、6月に3次車606.607編成が製造されました。これらの設計は共通で600形のBグループに分類されます。
601.602編成のAグループと主要な機器は共通ですが、車内設備などに変更を加えています。Aグループでは吊手など立ち席客がつかまる設備が少なかったので、吊手や座席の把手を増設しました。
またAグループの投入当初は2000形と乗車位置を揃えるために、快特で使う場合に中央の扉を締め切っていましたが、紛らわしいので早々に中止されました。そのため中央扉の締切表示の装備もBグループではなくなっています。
写真の606編成は1995年6月に東急車輛で完成したものです。2005年3月に京急ファインテックで座席をロングシート化するととともに、「KEIKYU BLUE SKY TRAIN」として青い塗装に変更しています。