2010/02/27

京王電鉄8000系(8701F)

 京王8000系は名車として名高い5000系の置き換えを目的として1991年から98年にかけて243両が製作された電車です。6000系から数えると20年ぶりのフルモデルチェンジした電車です。
 車体は軽量ステンレス構造で、窓も大きく開放感のあるデザインになっています。また戸袋窓も残されています。この電車からは近年の電車にはない「ゆとり」のようなものを感じます。
 主回路は新製当初よりVVVFインバーター制御を採用しています。当時主流であったGTO素子を用いるもので、主電動機の出力は150Kwに設定されています。 
 写真の8701Fは8000系の第一編成で、1992年3月に日本車輛で完成したものです、現在では行先表示がフルカラーLEDに換装されています。