京王線の7000系電車はグリーンに塗られていた2010系・2700系の置き換えを目的として、1983年に製造が開始されました。仕様変更を行いながら1995年までに190両が製造されました。
6000系の界磁チョッパ車の車体をステンレス製にしたような車両で、制御装置も主電動機も6000系と同じものを採用していました。
2003年から主回路をVVVFインバーターに取り替える工事が行われています。車内のリニューアル工事も同時に行った編成も多く、今では製造当初よりグレードアップした姿で活躍しています。
写真の7710Fは1984年に5両編成で新製され、87年に6連、92年に8連に増結されました。さらに2004年にはVVVFインバーター化改造を受けています。車体側面にコルゲートのある7000系としては初期のタイプです。