2010/02/14

京浜急行1500形〈1625編成〉

 京浜急行では新1000形の8連と4連を製作することによって、1000形の置き換えを進めていますが、普通列車用の6連が不足するために1500形の8連と4連を6連に組み替えて補充しています。
 1500形チョッパ車を6連にした場合、加速力が性能不足になるため、VVVFインバーター制御への改造が進められています。あわせて主電動機も155kwの誘導電動機に換装しています。
 改造工事を行うことにより、加減速性能については新1000形と同等になりました。京急の普通は短い駅間距離を快速特急などの速達列車を待避しながら走るため、急速な加速・減速を繰り返しています。普通に使用される車両にも高い性能が要求されるというわけです。
 写真の1625編成は、1989年3月に東急車輛で完成したものです。2009年2月に京急ファインテックでVVVF化改造が実施されました。
【撮影:佐野次郎 2009.10.3仲木戸駅】