2010/02/16

相模鉄道8000系(8710F)

 相模鉄道8000系は「21世紀に向けた車両」として1990年から99年にかけて130両〈10両編成13本〉 が製造されました。
 車体は7000系と同様軽量アルミ製ですが、車体の裾を絞っています。また側窓が大型化されています。私鉄の通勤電車には珍しく編成中の2両はセミクロスシートを採用しています。これは横浜ー海老名間を通しで乗車するにはうれしい設備だといえるでしょう。
 主回路はGTO素子を利用したVVVFインバーター制御を採用しています。6M4Tとモーター車の比率が高くなり、新7000系のVVVF車より編成全体では強力になっています。
 写真の8710Fは1996年3月に日立製作所で完成したもので、8000系としては7次車に相当します。既に新塗装に塗り替えられ、全面にカラー塗装を施しています。