京王電鉄の7000系は1987年度に新製された7721F以降、車体側面のコルゲートがなくなり、JR東日本の205系や東急9000系のようなビードブレス外板になりました。
その他、正面貫通扉の幌座がなくなったり、標識灯が行先表示と一体化するなどの変化がありました。
何気なく利用している通勤電車にも様々な改良が施されているといえそうですね。当初は各停専用というイメージがあった7000系ですが、今では準特急や快速など速達列車にも使用されています。
写真の7722Fは、1987年12月東急車輛で完成したものです。当初は8連でしたが、1995年に中間車を増備して10連に増結しています。2008年12月に若葉台工場でVVVFインバーター化工事を施行し、現行の形態となりました。