2010/02/20

相模鉄道10000系(10706F)

 相模鉄道10000系は新6000系や2100系などの老朽化した電車の置き換えを目的として2002年から2006年にかけて70両〈10両編成3本、8両編成5本〉が製作されました。
 ライフサイクルコストの低減と環境への配慮をテーマにして設計された電車で、JR東日本の231系電車をベースにしています。
 前面デザインやカラー帯などは相鉄独自のものですが、客室はE231系の通勤タイプそのものです。E231系の特徴であるTIMSという情報処理システムもそのまま搭載し、保守や列車運行の効率化も図られています。
 写真の10706Fは2005年1月に東急車輛で完成し、かしわ台電車基地に新製配置されました。