E235系はJR東日本がE233系の次の世代の通勤型車両として導入したものです。まずE231系500番代の代替として山手線に投入されました。新しい列車情報管理装置システムINTEROSとデジタルサイネージを導入したことなどが特徴です。
車体は軽量ステンレス製でsustinaシリーズ初の量産型となりました。客室内は床や袖仕切、荷棚等が新しいデザインとなりました。デジタルサイネージとして各扉上に17インチ、窓上および妻上部に21.5インチの表示器を設けています。
制御装置はIGBT-VVVFインバータ制御のSC104/SC105、主電動機は出力140kWのMT79、補助電源装置は待機二重系IGBT-SIVのSC106/SC107です。台車はDT80/TR264系/TR255A、集電装置はPS33G、冷房装置はAU737系を装備しています。
写真のトウ01編成は2015年3月に総合車両製作所新津事業所で完成したもので、E235系の量産先行車に相当します。10号車のサハE235-4620はE231系から転用したものです。2018年3月に量産化改造を受けています。E235系は2015年11月に山手線での営業運転を開始しました。