2022/11/13

東京地下鉄17000系(17194F)

東急東横線では8両編成で運転されている急行の一部と各停に使用されている車種は、東急5050系・5000系、みなとみらい線Y500系、東京地下鉄17000系と比較的車種が揃っておりますが、新鋭17000系も頻繁に見ることができます。
17000系の車体はアルミ合金によるダブルスキン構体です。10000系の延長線上にある車両ともいえますが、車体上面にもフリースペースの所在を示すアイコンがついたり、防犯カメラを1両あたり4台を新製時より備えていたりとより進化した車両だと思います。行先表示のLEDも見やすくなりました。
制御装置はSiC素子適用VVVFインバータ制御のVFI-HR4420E、主電動機は出力205kWのMM-S5C、補助電源装置はSiC素子適用SIVのNC-GAT240Dです。台車はボルスタつきモノリンク台車FS781、集電装置はPT7174-B、冷房装置はCU7627を装備しています。
写真の17195Fは2022年4月に近畿車両で完成したものです。共通要素も多い半蔵門線用の18000系とともに2022年の鉄道友の会ローレル賞を受賞しましたが、都会的な18000系に比べて17000系はより親しみやすい車両とだいう印象があります。