2022/11/07

E257系2000番代(オオNA01編成)

E257系特急形電車は中央本線の特急「あずさ」「かいじ」に使用されていましたが、2017年から老朽代替となるE351系を含めてE353系で置き換えることになりました。まだ車齢が若く捻出されたE257系0番代を東海道線の特急「踊り子」に長らく使用していた185系の置換えに充当することになりました。
車体のカラーを伊豆の空と海の色をイメージしたペニンシュラブルーを基調としたデザインに変更しています。座席モケットも同様にペニンシュラブルー基調に変更しました。また着席利用を円滑にするためE657系・E353系と同様の座席管理システムを導入しています。
制御装置はPWM-VVVFインバータ制御のSC119/SC118、主電動機は出力145kWのMT72A、補助電源装置は待機二重系SIVのSC120です。台車はDT64/TR249系、集電装置はPS36、冷房装置はAU302、車両情報制御システムTIMSを装備しています。
写真のオオNA01編成は、2001年5月に日立製作所で完成し、モトM101編成として松本車両センターに新製配置されたものです。9両が2020年7月に長野総合車両センターで東海道線向けの転用改造と機器更新を完了し、大宮総合車両センターに転属しました。