2022/12/23

東急電鉄5050系(5110F)

田園都市線で使用している5000系のうち、5104F~5120Fの15編成は4・5・8号車に乗降時間の短縮を目的として6ドア車を組み込んでいましたが、ホームドアの整備が進めるにあたって乗降位置を揃える必要があるために4ドア車に置換えを行いました。
4ドア車ではハイバック仕様の腰掛を採用し、背もたれの部分を従来よりも高くすることで座り心地の向上を図っています。7人掛けの腰掛の両端2人分ずつについては、ヘッドレストを設置しています。側窓よりも腰掛が高くなるため、外から見えるロゴが入っています。
白を基本とした明るい色調の内装とし、木目調素材も取り入れています。腰掛のモケットは草木をイメージしてグリーンとなっています。これらは5050系Shibuya Hikarie号に準じたもので、最新の2020系にもつながるものです。
写真の5106Fは2006年5月に東急車輌で完成したものです。2006年5月に6ドア車を5510・5810の2両とし、2009年6月に5410を加えて6ドア車を3両化しました。現行の5410・5510・5810は2017年3月に総合車両製作所で完成した4ドア車です。