2022/12/22

東急電鉄2020系(2146F)

東急田園都市線では2018年度から、2020系電車の導入により8500系の代替を再開しています。2020系はJR東日本のE235系と車両仕様を共通化し量産効果によるコストダウンを図りつつ、省エネルギー化・低騒音化を進め、沿線に調和したデザインを取り入れています。
車体はsustinaブランドによる軽量ステンレス製で、平滑で見栄えの良いものです。車体上部のホワイトも好印象です。客室内は床下中央が明るい色調の木目調、両端が濃い木目調、座席はグリーン、化粧板はクリーム系と新型車両らしく明るい空間ができています。
制御装置はIGBT-VVVFインバータ制御のMAP144-15V31A、主電動機は出力140kWのSEA-446、補助電源装置はIGBT-SIVのCDA175です。台車はTS-1041/TS-1042、集電装置はPT-7108-E、冷房装置はCU7080を装備しています。
写真の2146Fは、2021年6月に総合車両製作所横浜事業所で完成したものです。8500系も現役で残るのは8637Fのみとなっています。現在ではかつての8500系のように2020系が頻繁に走っています。

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