2023年3月に東急電鉄新横浜線が開業しました。目黒線の3000系も相模鉄道へ乗り入れるようになりましので、大幅に相模鉄道線内での撮影機会が増えました。直通運転ではない相鉄本線の西谷ー横浜間にも頻繁に入線しています。
3000系の客室の色彩は暖かみのあるローズ系でまとめられています。また腰掛は大型袖仕切りを持つ片持ち式のバケットシートを採用しています。1人当たりのシート幅は従来の車両よりも10mm拡大して450mmとなりました。
制御装置はIGBT-VVVFインバータ制御のVFI-HR4820E/SVF038-A0、主電動機は出力190kWのTKM-98・99、補助電源装置はIGBT-SIVのINV127-B0です。台車はTS-1019/TS-1020、集電装置はPT-7108B、冷房装置はRPU-11012H/HRB503-1を装備しています。
写真の3008Fは2000年8月に東急車輌で完成したものです。2023年の相鉄線への直通に備えて、2022年4月にサハ3408・デハ3508を新製し、2023年2月に8両編成化して改番を実施、3108Fとなりました。あわせて相模鉄道への直通に備えて運転台機器を一新しています。