2023/02/28

EF210形300番代(343号)

EF210形300番代は、山陽本線瀬野ー八本松間で補助機関車として使用していたEF67形の置換えを目的として2013年から製造されているものです。補助機関車として必要な機能を装備していますが、通常の貨物列車の牽引ができる機関車として作られています。
2000年に登場したEF210形100番代をベースとしており、車体色も青を基本とし前面は既存のままですが、側面の配色が変更され青をベースに黄色の帯を加え、ナンバープレートもブロック式に変更されています。近年ではさらに「ECO POWER桃太郎」のキャラクターを大きく描くようになり、「JRF」のロゴマークは入らなくなりました。
制御装置はIGBT-VVVFインバータ制御のFMPU17、主電動機は出力565kWのFMT4×6、補助電源装置はSIVです。運転整備重量は100.8t、台車は両端はFD7S、中間はFD8S、集電装置はFPS4Aを装備しています。
写真の343号機は2022年7月に川崎車両で完成し、新鶴見機関区に新製配置されたものです。また新鶴見機関区に配置されている300番代には補機運用がなく、100番代と共通運用となっています。

2023/02/27

E233系1000番代(サイ170編成)

E233系1000番代は京浜東北・根岸線で使用していた209系0番代を置換え、保守の効率化や輸送障害の対応を図ることを目的として導入されたものです。電動車比率を6M4Tに変更となり、6扉車の連結はなくなりました。209系に比べて車内も広く、かつ明るくなりました。
中央快速線用の0番代では前面窓上の表示器に列車番号を表示しますが、1000番代では助士側窓下に移設しています。前面窓の左右を白色として前面窓下にカラー帯を通すようになりました。室内では側扉上の車内案内表示VISが17インチとなりました。
制御装置はIGBT-VVVFインバータ制御のSC85A、主電動機は出力140kWのMT75、補助電源装置はIGBT-SIVのSC86Aです。台車はDT71系/TR255系、集電装置はPS33D、冷房装置はAU726系、列車情報制御装置TIMSを装備しています。
写真のサイ170編成は2009年9月に新津車両製作所で完成したものです。2016年7月にホームドア対応改造、2018年2月に前照灯のLED化を完了しております。その他室内灯のLED化、セキュリティカメラの設置が行われています。

2023/02/26

東急電鉄7000系(7110F)

7000系は池上線・多摩川線で使用していた在来車を置き換える目的で2007年度から導入されたものです。両線では18m級車体の車両を使用し、ウンマン運転を行っているため新規設計となりました。
車体は軽量ステンレス製で、ビードがない平滑な表面となっています。先頭部はFRP成形で非常用貫通路を設けています。客室内は化粧板をすべて木目調とし、腰掛は片持ち式のバケットシートを採用しています。また15インチ液晶モニタ2画面による車内表示装置を装備しています。
制御装置はIGBT-VVVFインバータ制御のSVF091-A0、主電動機は出力190kWのTKM-99A、補助電源装置はIGBT-SIVのSVF091-A0で主回路がバックアップを兼ねています。台車はTS-1019A/TS-1020A、集電装置はPT7108-D、冷房装置はHRB504-2を装備しています。
写真の7110Fは、2018年7月に総合車両製作所で完成したものです。7000系の2018年度の増備により、7700系の営業運転が2018年11月に終了しました。日比谷線直通に使用していた1000系を1500番代として転用したため、7000系の増備はその分抑制されたものと思われます。

2023/02/25

東急電鉄5080系(5187F)

田園都市線用の5000系に続いて目黒線用の5080系が2003年に登場しました。2008年までに60両(6両編成10本)が製造されました。6両編成で3M3T、目黒線ではワンマン運転を行うためATOを装備しています。
側面窓上部の帯は目黒線を示すネイビーブルーとなっています。腰掛は柄を5000系と同じとしてピンク色基調にしています。側面の行先表示はフルカラーLEDとなり、車内案内表示は5050系などと同様に液晶ディスプレイによるTIPを採用しています。
制御装置はIGBT-VVVFインバータ制御のSVF065-A0/B0、主電動機は出力190kWのTKM-99,補助電源装置はIGBT-SIVのINV146-D2です。台車はTS-1019A/TS-1020A、集電装置はPT-7108D、冷房装置はCU708C/HRB504-2を装備しています。
写真の5187Fは2008年6月に東急車輌で完成したもので、目黒線の日吉延長に備えて増備されました。側窓窓ガラスの二重化・化粧板内張などの仕様変更が行われました。また2023年3月の相鉄線直通に備えて中間車2両を増備して8両編成化されました。

2023/02/24

東京急行電鉄9000系(9004F)

9000系は1985年から90年にかけて117両(8両編成14本・5両編成1本)が製造されたGTO-VVVFインバータ制御車両です。8000系シリーズに続く車体長20m・4扉の標準車両です。5両編成で大井町線に投入された9007Fを除いて、東横線に新製投入されました。
軽量ステンレス製の車体は垂直断面で側面にビードがあります。車内のロングシートは4人と3人とで仕切を設けており、モケットもオレンジ色と茶色に分けられていました。また車端部の向かって左側にクロスシートを設けています。
制御装置はGTO-VVVFインバータ制御のVF-HR107/VF-HR112、主電動機は出力170kWのTKM-86、補助電源装置はINV020-A0/A1です。台車はTS-1004/TS-1005、集電装置はPT-7108B、冷房装置はCU503/RPU4018を装備しています。
写真の9004Fは1988年1月に東急車輌で完成したものです。2010年7月に大井町線に転用され、5両編成化されています。先頭部の帯を赤~黄のグラデーションに変更し、前面と側面に大井町線ステッカーを貼り付けています。

2023/02/23

E235系1000番代(クラF-15編成)

E235系1000番代は横須賀・総武快速線で使用しているE217系の取替を目的として、2020年から製造されているものです。最終的には745両(基本11両編成51本・付属4両編成46本)が導入される計画となっています。
普通車の室内の基本的な構成・仕様は山手線用と同じですが、床材・背ずりの色調や袖仕切の形状と透明部分をなくしていること、また吊手の色・形状が異なっています。グリーン車の室内はE233系に準じますが、カラーが異なり全席にコンセントが設置されました。
制御装置はSiC-VVVFインバータ制御のSC104A、主電動機は出力140kWのMT79、補助電源装置は待機二重系SIVのSC107Aです。台車はDT80/TR273系、集電装置はPS33H、冷房装置はAU737/AU742系、列車情報管理装置INTEROSを装備しています。
写真のクラF-15編成は、2022年4月に総合車両製作所新津事業所(グリーン車のみ2022年3月に横浜事業所)で完成したものです。増備も少しずつですが着実に進んでおり、横須賀線で見かける機会が増えてきたように感じます。

2023/02/22

湘南モノレール5000系(5613編成)

湘南モノレール5000系は400形・500形の代替を目的として2004年から2016年にかけて21両(3両編成7本)が導入されたものです。オールアルミ構体による軽量化、VVVFインバータ制御装置・電力回生ブレーキの採用により、高性能化・省エネルギー化を図りました。
前面と側面の窓周りをブラックとして引き締めています。側扉を両開きとして乗降時間の短縮を図っています。室内に関しては、グレー系の床と天井に、湘南の海をイメージしたブルー色のシートを組み合わせています。
制御装置はIGBT-VVVFインバータ制御のMAP-606-15V123、主電動機は出力55kWのMB-5101A、補助電源装置はSIVです。台車はKMT-5、集電装置はKC103/KC-203、冷房装置はCU775Aを装備しています。
写真の5613Fは2016年5月に三菱重工で完成したもので、帯色はピンクです。また5000系では交通弱者への対応として車内に車椅子スペースや案内情報装置を設置しています。5000系への代替により乗客サービスの向上が図られました。