相模鉄道の最新型車両は2009年から製造されている11000系電車です。JR東日本のE233系電車をベースとした電車で、40両〈10両編成4本〉が在籍しております。
E233系をベースにしているとはいうものの、前頭部については相鉄オリジナルデザインとなっております。車体断面に関してはE233系と同じ2.950mmで、側扉の窓ガラスはE233系と同じように角ばっています。
主回路はIGBT-VVVFインバータ制御で、最高速度は120km/hとなっています。台車もE233系と同一のものですが、かつての独自路線を考えると相鉄の電車も変わったものだと思います。私鉄の車両は独自路線は影をひそめ標準化が進む傾向にあります。
写真の11001Fは2009年5月に東急車輌で完成したもので、11000系の第一編成に相当します。11000系の導入を契機に新塗装が投入され、7000系を除く他形式も少しずつ塗り替えています。