2011/03/06

相模鉄道8000系(8712F)

 相模鉄道8000系は1990年から99年にかけて130両が製造された電車で、現在120両〈10両編成12本〉が在籍しています。相模鉄道では最多勢力を誇ります。
 車体はアルミ製ですが、1970年の新6000系以来久々に裾絞りの拡幅車体を採用しました。経済の好調を背景として、輸送力の増強が求められていた世相がうかがわれますね。またスピード感を強調したデザインは登場後20年を経た現在でもインパクトがあります。
 主回路はGTO-VVVFインバータ制御を採用しております。また新しい設備として乗客サービス、乗務員支援、保守支援の機能を持つ情報制御装置が取り入れられました。
 写真の8712Fは1998年3月に日立製作所で完成したのもので、8000系の9次車に相当します。新製当初からシングルアーム式パンタグラフを装備しています。

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