千代田線内は10両編成での運転ですから、6両+4両での10両編成ですと中間の運転台が客室として利用できない空間になってしまいます。日中はともかく、朝のピーク時の混雑を考えると、やはり10両固定編成が理想的です。
機器の構成は6両+4両の10両編成の中間運転台を客室化した構成となっています。また他形式と連結することはありませんので、先頭車の電気連結器を省略しています。
写真の1092Fは1992年11月に川崎重工で完成したもので、10連の2次車に相当します。小田急としては3代目の千代田線直通車両である4000形の増勢に伴い、多摩急行の運用からは退いております。
【撮影:佐野次郎 2011.9.4 生田ー読売ランド前間】
過去の記事から
多摩線を走る多摩急行1000形(1094F)