ロマンスカーをはじめ、多彩な電車の走る小田急線の中でわりあいに目立つのが、東京メトロ千代田線から乗り入れてくる16000系電車です。
見るからに新しく、また小田急車のブルーとは異なり、帯がグリーン基調なので新形の電車だということがよくわかりますね。
16000系はベテラン6000系の代替として製造されている車両で、環境配慮型の電車であることをうたっています。現在主流の誘導電動機よりもさらに効率の良い永久磁石同期電動機など、最先端の技術を取り入れています。
写真の16109Fは、2011年10月に川崎重工で完成したものです。鉄道友の会による「ローレル賞」受賞を記念するマークを掲示しております。16106F以降から、運転時の視界改善を目的として、前面の貫通扉がそれまでの中央から左寄りに変更されています。