2012/07/22

鶴見線101系

私が初めて「撮り鉄」に出かけたのは、確か中学生の頃だったと記憶しております。1980年代の前半で、今のJRが「国鉄」と呼ばれていた頃です。
自由に使えるお金など、たかが知れていましたので、カメラは父から拝借し、最低運賃で一筆書きのように大回りしていろいろな駅を回るというスタイルでした。しかも現像と焼き増しにお金がかかりますので、三か月に一回くらいの出動でした。
そんな状況下でビビッタのが鶴見駅。京浜東北線を降りて、鶴見線のホームにいくまでに改札があるのです。当時は有人改札でしたので、おそるおそる許可を求めると少し間をおいて「いいよ」と言ってくれました。
そこで撮影できたのが写真の101系電車です。モハ72形に代わって弁天橋電車区に配置されたものです。冷房などという気の利いたものもありませんでした。101系の冷房車、103系を経て今では205系になりましたが、自動になったとはいえ中間改札が今でもありますね。
【撮影:佐野次郎 1983年夏頃 鶴見駅】

2 件のコメント:

  1. 京葉線も開通当初は103系で、冷房車両と冷房なし車両があってたまに冷房なしで窓を全開(ほんとに全開できた。あの頃は)にして通学してました。

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  2. 匿名さん、コメントありがとうございます。
    窓が全開できた103系は、懐かしいですね。

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