このところ撮り鉄のマナーがうんぬんされていて残念です。有名列車や路線の廃止直前など、いろいろとあるようです。私は小心者なので、「銀河」や「はやぶさ・富士」の廃止に際して、東京駅には近寄らなかったくちです。
そんなわけで私は幸い、修羅場にいあわせたことはないのですが、同じ趣味を持つ人同士でいがみあったりしてしまうとすれば残念ですね。またあくまで趣味ですから、列車の運行や利用される方の邪魔になってはいけませんね。
普段通りの鉄道の姿を、自然体で無理せずに、細く長く撮り続けるのが良いのかな?と私は思っています。すぐに結果を求めるのでなく、視点を少し先に置いてみてはどうかと思います。
さて写真はお召列車の牽引機として高名だったEF58形の61号機です。ホームにも駘蕩とした雰囲気が流れているのがわかるかと存じます。ファンたちのファッションにも時代が感じられますでしょうか?現在では、品川駅も東北縦貫線の工事で変化がありますね。
【撮影:佐野次郎 1985年頃 品川駅】