2017/04/29

江ノ電300形(305+355)

江ノ電のみどころの一つは、江ノ島ー腰越間の併用軌道区間ですね。道路上を電車が堂々と走る姿はこたえられないものです。もっとも電車の乗務員やドライバーにとってはより緊張する区間であると思います。
撮影するにはまた魅力的なところですが、やはり自動車・歩行者に気を使いながらの撮影となります。電車が来れば自動車が来たりでなかなかうまく撮影できないのです。また歩行者に迷惑をかけるわけにはいきません。
写真を撮影したのは1992年ですが、300形を記録できていました。当時はフィルムカメラでフィルム代に現像代、プリント代金がかかりましたので、撮影枚数は控えめでした。そういえば当時AFの一眼レフが流行っておりましたね。
写真の305編成は、1960年に京王電鉄の木造車の台枠を利用して車体を製作したものです。1000形以降の新型車輛と旧型車は併結運転ができませんでしたが、旧型車の機器更新と廃車により徐々に可能となり、2001年3月に全車の併結運転が可能になりました。
【撮影:佐野次郎 1992.3.20 腰越ー江ノ島間】