カルダン駆動というのは、国鉄の101系で採用されたもので、近代の電車としては標準的な仕様です。江ノ電は急曲線もあり、採用を見送っていたそうです。また1500形は「サンライン号」という愛称で独自の塗装が施されました。
独自の塗装というのは、江ノ電ではクリーム色にグリーンというのが、塗装の基本ですが、「サンライン号」は、湘南の太陽と海のイメージから、アイボリーにオレンジとレッドの帯という塗装を施していたのです。
写真の1501編成は、1986年3月に東急車輌で完成したものです。2009年から登場時のサンライン塗装を復元していましたが、2013年にリニューアル工事を実施した際に標準塗装となり行先表示のフルカラーLED化とシングルアーム式パンタグラフへの換装を実施しました。
【撮影:佐野次郎 2017.4.6 鎌倉高校前ー七里ヶ浜間】